遠近両用メガネは慣れるまでが大変 | 見え方の違和感を克服した経験

遠近両用メガネは慣れるまでが大変 | 見え方の違和感を克服した経験

遠近両用メガネは慣れるまでが大変 | 見え方の違和感を克服した経験

T.Yさん、男性、60代

遠近両用メガネ購入を考えるも、一旦中止

視力が0.3程度の近眼の私も、還暦を前にして老眼の傾向が顕著になってきました。書籍や新聞や書類を見る時にメガネを外す事がいつしか習慣となり、生活でも非常に不便を感じるようになりました。

そこで、遠近両用メガネを作ろうと、メガネ店で老眼の視力チェックをしてもらい、文字を読む時にはメガネを外せば十分読める事を店員さんに説明。すると、店員さんから、「その程度の老眼の方は、遠近両用メガネを作っても慣れずに結局使わない方が多いので、現時点では無理に作らない方が良いですよ」とのアドバイスがありました。

良心的な返答で、その助言に従って、そのタイミングでの遠近両用メガネの購入は一度中断しました。

老眼が進み、遠近両用メガネを作成

それから一年ほどの間は、メガネ店の店員さんのアドバスに従い、もともと使っていた近視用のメガネをつけたり外したりして対応していました。しかし、徐々に老眼が進んだようで、メガネを外しても文字が読みにくくなってしまい、再度メガネ店に遠近両用メガネを作りに出かけました。

当時アドバイスをくれた店員さんが居られ、その方に対応してもらい、近眼・老眼の両視力を測定し、フレームを選んで作成しました。レンズは下部分が老眼用で、目線を上げると徐々に近眼用に変化するタイプです。近くと遠くを見る際の視線の向け方などについてのアドバイスを受け、帰宅しました。

その日から遠近両用メガネを付けて生活を始めましたが、やはり最初は非常に違和感があります。意識して視線を変える事で非常に目が疲れ、就寝前にテレビを見てくつろいでいる時には、とうとう愛用の近視のメガネに取り替える始末でした。

慣れるまでが大変な遠近両用メガネ

遠近両用メガネは慣れるまでが大変だという説明を事前に受けており、あえて1万5千程度の安いメガネにしていたので、いつ止めても良いという気持ちはありました。しかし、近視のメガネと老眼のメガネの両方を持ち歩くのも大変だし、少し慣れれば不便さが解消されるだろうと考え、頑張って使い続けました。

近くの文字を読んだり、遠くを見る分にはようやく慣れて来たものの、最後まで不便を感じたのは階段の上り下り時でした。地面との距離が中間的なためか、どちらに視線を向ければ良いかが分からぬ上に、階段ゆえに視線を自由に変える事もできないからです。

メガネの遠近が変化する部分で見ている事となり、何か階段が浮き上がるような違和感が感じられ、手すりを持たなければ上り下りが不安な状態が続きました。これに慣れるには暫く時間を要し、私にとって最も遠近両用メガネが不便に感じたポイントです。

一年半程度で違和感がようやく解消できました

最後まで苦労した階段の上り下りは、うつむき加減で視線を落とし、近視側の部分で階段を見る事でようやく慣れる事ができました。しかし、階段の上り下りに視線を落とすため、前の人がよく見えないという不便さだけは今も残っています。

還暦を過ぎた時点ゆえに、近視が進む事はありませんが、老眼は度数が進む事が避けられません。実際、遠近両用メガネに慣れた頃には、老眼部分の度数を少し上げなければ見えにくい状態となっていました。そこで、老眼用の部分の度数を上げたメガネを新たに作り、その日の眼の疲れ具合で使い分けるようにしています。

それ以降は、老眼の度数が進むのもストップしたようで、2つの遠近両用メガネを使い分ける事で不便なく生活ができるようになりました。遠近両用メガネは便利な側面もありますが、やはり慣れるまでは本当に大変です。