「近視の人は老眼にならない」は勘違い | 遠近両用の眼鏡も検討中

近視の人は老眼にならないは勘違い |  遠近両用の眼鏡も検討中

「近視の人は老眼にならない」は勘違い | 遠近両用の眼鏡も検討中

M.Mさん(女性)、42歳、主婦

近視になって早30年、眼鏡と共に生きてきました

中学生の時、近視で視力が落ちて黒板の文字が見えづらくなって以来、眼鏡をかけて過ごしてきました。部活動をするのに眼鏡は不便なのでコンタクトレンズを試したこともありましたが、体質的にコンタクトレンズが合わず、ずっと眼鏡での生活です。

高校生くらいからは乱視も入り、視力は裸眼で0.01程しかありません。結婚式では着物の花嫁衣装を着ましたが、その時も眼鏡をかけた姿で臨んだ筋金入りです。

人前では「眼鏡も含めて私よ」というくらい開き直った態度を取ってきました。何本もの眼鏡を買い集め、洋服を着替えるように眼鏡もファッションアイテムとして付け替えては、眼鏡の達人ぶりをアピールしてさえいます。

だけど、心の中では眼鏡を外せない自分が嫌で仕方ありません。そして眼鏡を外した顔を見られることは、スッピンを見られることと同じ感覚です。誰に話すこともできず、一人悩んできました。

近視の人は老眼にならないという思い込み

そんな私が、「近視の人は老眼にならない」という話を聞いた時には、近視でも一つくらいメリットがあったのかと嬉しく思いました。

いわゆるアラフォー世代になってから、周りの同年代の友人達の中には老眼が始まったということを話題にする人が増えてきました。近くが見えづらくなったと皆話しています。中には30代半ばという若さで老眼が始まって、スマホの画面を見る時に、思いっきり体から離さないと見えないと言う友人もいました。

それを聞いた私は、「老眼は誰だっていつかはなるんだから」と相手を慰めるような言葉を口では言いながら、心の中では「でも私は近視だから老眼にはならないの!」と勝手に勝利宣言をしていました。我ながらひどいですね。ところが最近になって、自分の視力の変化に気づくことがありました。

老眼の始まり

それはランチに出かけた時のことです。出て来た料理の写真をスマホのカメラで撮りました。ちゃんと撮れたかな?と写した画像を確認する時に、眼鏡越しだとうまく見えず、無意識に眼鏡を下げて画面を見ている自分の行動に気づいたのでした。

「えっと、これはどういうことだ?」と私は混乱しました。周りの友人達の話で、老眼になると近くが見えづらくなって、スマホの画面を体から離さないとうまく見えないというのを思い出しました。私の場合はスマホは近いままで、眼鏡だと見えづらく、眼鏡を外すとよく見える状態です。いずれにしても以前は無かった症状です。

「何だこれは!」とネットで検索してみました。すると出るわ、出るわ、まさに私と同じ症状に関する記述が山のようにヒットしました。結論から言えば、近視でも老眼になるのです。もう本当にガッカリしました。

近視の人も老眼になることをようやく理解

老眼というのは、年齢とともにピントを合わせる力が弱くなり、近くのものが見えにくくなる症状とのことです。近視の人は元々近くにピントがあっているため、老眼を自覚しにくい場合があるそうです。

今の私は、近視で遠くが見えにくく、老眼で近くも見えにくい…。遠近両用の眼鏡って、こういう人のためのものだったのね、とようやく気づいた次第です。無知って恐ろしいです。そして勝手に勝利宣言していた私は本当に恥ずかしい。

でも、今では老眼について理解しました。自分が老眼であろうことも受け入れる心の準備もできました。近々眼科を受診して、老眼かどうか検査してもらって、必要であれば遠近両用の眼鏡を作ろうと思います。こうなったらとことん眼鏡の人生を楽しみます。