目の疲れ・眼精疲労に効くツボ | マッサージで視力回復・老眼予防
パソコンやスマホ、テレビなど、目に負担をかける機会の多い現代人にとって、眼精疲労は深刻な悩みです。そんな目の疲れの解消や、視力回復・老眼予防にも効果的な対策方法として、目の「ツボ押し」があげられます。
今回は、目の疲れ・眼精疲労に効くツボについてご紹介します。
ツボ押しによる眼精疲労の解消効果
ツボ押しは、血行を促進し、身体の不調を解消する効果を持っています。私たちの身体に数多くあるツボの中には「眼精疲労に効くツボ」というものもあり、目の疲れの解消や予防に役立ちます。
ツボを押す際は、強く押しすぎないことが大切です。特に、目のツボは顔に集中していますので、マッサージ感覚で「心地良い痛み」を感じる程度にすると良いでしょう。
眼精疲労の症状は多くの場合は一時的で、若いうちは時間の経過とともに回復することがほとんどです。しかし、そうした目の疲れが日常的になると、視力の低下や、老眼の進行を早める原因になります。日頃から蒸しタオルやツボ押しなどで、こまめな目のケアを心がけることが大切です。
目の疲れ・眼精疲労に効くツボ
眼精疲労に効く代表的なツボには、以下のようなものがあります。
晴明(せいめい)
目が疲れた時に目頭を押さえるポーズをとる人は多いですが、その位置が晴明と呼ばれるツボです。
目頭を押さえた時に、骨の凹みを感じる位置です。繊細な部分なので、強く挟み込むのではなく、指の腹で優しくマッサージをするようにして指圧します。
太陽(たいよう)
太陽は、目尻と眉尻の中間から親指一本分外側の、くぼみを感じる位置にあるツボです。
目の疲れの解消・視力回復に効果を発揮します。
陽白(ようはく)
楊伯は、眉毛の中心より指一本分ほど上の、へこみを感じる位置にあるツボです。
眼精疲労からくる頭痛の解消に効果があります。
四白(しはく)
四白は、目の中央下部にある骨よりやや下の、へこみを感じる位置にあるツボです。
眼精疲労や頭痛、目の痙攣等の予防・改善に効果があります。
瞳子髎(どうしりょう)
瞳子髎は、目尻から指一本分外側にある、くぼみを感じる位置にあるツボです。
眼精疲労・頭痛の解消に効果があります。
まとめ
今回は、目の疲れ・眼精疲労に効くツボについてご紹介しました。
目の周囲のツボをマッサージするように指圧することで、視力回復や、老眼の予防・改善にも効果を発揮します。また、これらのツボは顔の血流を促進することから、「美容のツボ」として紹介されることも多く、目元のシワをとる効果も期待できます。
普段から目の疲れを感じている人は、手軽にできる「ツボ押し」を取り入れて、目の健康維持に役立てていきましょう。