蒸しタオルで目を温める効果 | ホットタオルで目の疲れを取る方法
目の疲れの解消には、「蒸しタオル」が良いとされています。これは、目を温めることにより血流を促進して、眼精疲労の症状を和らげる効果があるためです。
今回は、蒸しタオルで目の疲れを取る方法についてご紹介します。
蒸しタオルで目を温める効果
目を酷使する作業を続けていると、目の毛様体筋(ピント調節を行う筋肉)が緊張して眼精疲労を起こします。眼精疲労には、目のかすみやぼやけ・痛みのほか、頭痛や肩こりなど、目以外の部分にも様々な症状が現れます。
こうした目の疲れを取る方法として、近年多く紹介されているのが蒸しタオルで目を温めることです。目元を温めると、周辺の血管が拡張して血流が良くなり、目に十分な酸素と栄養が供給されるようになります。
特に、長時間にわたってパソコンやスマホなどの画面を見ていると、瞬きの回数が大幅に減少し、涙の分泌量が低下するため、ドライアイになりやすくなります。蒸しタオルで目を温めると、涙液に含まれる油分の量を増やして目の乾燥を防ぐ効果があるため、ドライアイの解消にも役立ちます。
「冷やしたタオルをあてる方が気持ちいい」と感じる人もいるかもしれませんが、目の疲れを取るには、実はホットタオルが効果的なのです。
ホットタオルで目の疲れを取る方法
ホットタオルで目の疲れを取る方法は下記の通りです。温めすぎると火傷の原因になるため注意してください。
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(1) タオルを水で濡らして、固めに絞る
(2) 電子レンジで50秒から1分30秒程度温める
(3) ホットタオルを目元にのせる
普段から目を酷使する機会の多い人は、休憩時間にホットタオルで目を温めるなどして、目の疲れを取るようにしていきましょう。
市販の「目を温めるグッズ」
蒸しタオル以外にも、市販の「目を温めるグッズ」を使用する方法もあります。
代表的な商品としては、小豆のチカラなどが有名です。電子レンジで加熱するだけと手軽で、繰り返し使うことができます。

目を冷やす効果
目が炎症を起こしている時などには、温めるのではなく、目を冷やすことが効果的です。
「目が充血している」「紫外線を浴びすぎた」といった場合には、冷蔵庫で冷やしたタオルを目元にのせてやるようにしましょう。
まとめ
今回は、蒸しタオルで目を温める効果についてご紹介しました。
目の疲れを取る方法には、目のトレーニングやサプリメントなど様々な方法がありますが、ホットタオルで目を温めるのも手軽で効果的です。普段から目の疲れを感じている人は、こまめに目の休憩時間を設けるとともに、蒸しタオル等で眼精疲労を解消するようにしていきましょう。