視力が良いのに老眼…? | 眼科で検査した結果、40歳で老眼鏡に

視力が良いのに老眼…? | 眼科で検査した結果、40歳で老眼鏡に

視力が良いのに老眼…? | 眼科で検査した結果、40歳で老眼鏡に

Y.Mさん(女性)、40歳、派遣社員

「見えない」という初めての経験

30代の頃から派遣でテレフォンオペレーターをしています。お客様の電話を受けたら目の前のPCでデータを確認し、電話が終われば内容をPCに書き込むという具合に、一日中PC画面を見つめている仕事です。時給も良いし気に入っている仕事ですが、40歳を過ぎた頃から仕事帰りに目の異変を感じるようになりました。

駅のホームの時刻表や電光掲示などがぼやけたように霞み、何が書いてあるか全然見えないのです。私は子供の頃から視力だけは良くて、両目とも1.2以上の視力があります。明るい外ならもっと見え、例えば道の向こう側のバス停の文字も読めることがあるくらいでした。

それが次の電車を知らせる電光掲示の字すら、ずいぶん近寄っていかないと見えないのです。こんなことは生まれて初めてのことで、不便さにイライラするとともに、不安な気持ちにもなりました。

眼科でお医者様に言われた一言

そのうちに、仕事中も以前より早く目が疲れるようになり、PCの字が読めない事はないのですが、なんとなく画面が見ずらいなと感じるようになってきました。単なる疲れ目では片付けられない気がしましたので、病院へ行くことにしました。

眼科では、最初に視力の検査などをいくつかしてもらい、その後に診察を受けました。お医者様は検査の結果と簡単に目の診察をした後、一言こう言いました。「視力が良いんですよね、そろそろメガネをかけたらどうですか」。

視力が良いのに何故メガネを勧められるのかが分からず、初めはポカンとしてしまいました。もしかしてと思い「メガネって、老眼鏡ってことですか?」と訊くと、「そうです、視力が良い人は近くを見るのに慣れていないから、早く老眼の症状を感じやすいんですよ」との返事。まさか自分が老眼だとは思ってもみなかったので、本当にビックリしてしまいました。

老眼の事実を受け入れるまで

まさか40歳で老眼になるとは思わず、すんなり検査結果を受け入れることができなかった私は、その日は老眼鏡を作ることはせずに病院を出ました。仕事帰りの霞み目には困っていましたが、新聞などの細かい字も難なく見えていたし、自分が老眼だとはどうしても思えなかったのです。

でもその日、帰り道に駅前で買い物しているとメガネ屋さんがあり、たまたま店頭に老眼鏡のサンプルがおいてあるのに気付きました。そばに新聞紙のサンプルも置いてあります。私は一番度の弱い老眼鏡をかけ、新聞記事を読んでみました。「あっ!」と思わず声が出ました。メガネをかけなくてもじゅうぶん字は読めるのですが、かければもっと楽に読めるのです。なんというか、くもりが取れて目の前がパッと明るくなった感じです。

この時、今まで見えづらい事に気づいてなかっただけで、自分は老眼だったんだとやっと納得することができました。

老眼鏡をかけるようになって

それでも老眼鏡を作るのに数日迷いましたが、霞み目で見えない不便に耐えられず、結局メガネ屋さんで安い老眼鏡をひとつ作ってもらいました。眼科と同じように、風船の絵が遠くなったり近くなったりするのにピントを合わせる検査などをして、自分に合ったものがすぐに出来上がりました。

翌日から仕事をする時にかけたのですが、生まれて初めてのメガネが気になって、初めはつけたり外したりでなかなか慣れません。でも結局かけたほうがPC画面が見やすいし、夕方以降の疲れ目が軽減されると分かって、仕事中はできるだけかけるようになりました。

読書の時も老眼鏡を使うようになって目の疲れが以前より少なくなったことに気づき、それまで知らないうちに目に大きな負担をかけていたのだと反省しています。今は暗い所でなければ細かい字も結構読めるのですが、目を労わるためにできるだけ老眼鏡をかけるようにしています。