ゲームにハマってスマホ老眼に… スマホの使い過ぎによる目の疲れ
H.Hさん(男性)、30代、フリーター
いい年してスマホゲームが楽しい
スマホが普及して、さらに高性能になってきました。私が子供のころに遊んでいたようなクオリティのゲームが、簡単にダウンロードして無料で遊べたりします。
少し前に会社を退職した事もあって時間が出来たため、どっぷりとスマホゲームを楽しむ日々です。特にハマッているのがアイドルの曲に合わせてタイミングよくアイコンをタッチするというリズムゲームなのですが、単純ながら面白く、ゲーム内のイベントなども頻繁に開催されており、他のプレイヤーとランキングを競うといった要素もあったりして、中々飽きさせない造りになっています。
難易度の高いステージをクリアすると得られるポイントが高いので、画面にかじりついて長時間集中するといった事が続いていました。
スマホの使い過ぎによる目の疲れ
そうした生活を続けるうちに、スマホゲームをやった後にテレビを見たり、出かける時に「何かおかしい」と感じるようになりました。ドアのカギを閉めようとしてうまく差し込めなかったりします。どうもピントがズレているというか、視界がボケているような感じです。しばらくすると治るようなので、私もアラフォーだし目のピント調節機能が弱まっているんだろうか、ぐらいに思っていました。
ところがこの現象、「スマホ老眼」といって、老眼が始まる年齢よりも若い人たちの間で起こっているのだそうです。症状としては老眼と同じようなもので、手元が見えづらいとか、ピンボケに見えるというようなものです。スマホを使い過ぎることで目の疲れが現れるわけですね。早いと20代ぐらいでも発症している場合があるようなので、気を付けないといけません。
老眼が始まるのは、大体45歳以降ぐらいかららしいので、まだその年齢までは老眼に悩まされるのはごめんです。
スマホ老眼を予防する
スマホ老眼にならないためにいくつか対策をすることにしました。まず、スマホを長時間使い過ぎる事はしないようにしました。
スマホのゲームは一度に長時間遊ぶような造りにはなっていなくて、1回あたりのステージが短時間で終わるものがほとんどです。隙間時間に遊んでもらえるような設計になっているわけですね。矢継ぎ早に何度もプレイするのではなく、1回ステージクリアをしたら少し遠くを見るなどして目を休ませるようにしました。これだけでかなり違ってきます。
次に目の筋肉を動かすトレーニングをするようにしました。ネットなどを調べると、下記の2つが効果的なようです。
- 近くを見たり遠くを見たりしてピント調節の運動をする
- 眼球を動かす運動をする
そこで、指を目のピントが合うギリギリまで近づけて注視したあと、遠くの景色を見るということを何度か繰り返すようにしました。
それから、顔を動かさないようにして目を上、下、左、右と動かしてから右回り、左回りに動かし、最後にギュッとつぶる。これを1セットとして何度か繰り返すようにします。この運動をすると目の疲れが相当緩和されたように感じます。
目に良いサプリを摂る
私の場合、一人暮らしで食生活が偏っているため、目に良い栄養素が十分に摂取できていないという可能性もあります。レバーなどは目に良いビタミン類などを豊富に含むようですね。そういえばレバニラ炒めなんてもう何年も食べていません…。
ビタミンA、B1、B2、B6、Eなどはいずれも目に良いビタミン類といわれていますが、どの食品にどのビタミンが含まれていて、また調理法や一緒に食べる食品との食べ合わせなど、考え出すと非常に難しい問題です。
私の場合はサプリメントで代用するのも有りではないかと考え、毎日服用しています。薬という感じはないので、私は食後におやつ感覚で舐めるという事を続けており、負担の軽減を実感しています。